天城そろばん教室では、年上の子が、
年下の子に教えて、互いに学ぶコミュニケーションを
積極的に取り入れています。
年下の子どもたちは、先輩たちに教えてもらうことで、
自分もいつかこんな風に、
上手に運指(そろばんの珠を指ではじく指使い)が
できるようになりたいと憧れ、目標にするようになります。
特に普段周囲の大人に甘えがちな子は、
少し年上の先輩に教えてもらうと、
緊張感が生まれ、しっかりしてくるケースもあります(笑)
年上の子たちは、いつも練習で習得している運指でも
人に分かるように教えるのはなかなか難しいようで、
私もそばにいてどう説明するのか、
教えているのかを密かに聞いています。
教えることは、勇気が必要ですが
相手が理解してくれることで、自分にも自信がつくようです。
教えることは、学ぶことに通じます。
子どもたちには教えて、学ぶコミュニケーションを通して、
伝える根気や情熱、リーダーシップも
学んでくれたらいいなと思います。
(講師 福岡)